居酒屋でのPOSは大きな力に | POSレジコラム
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居酒屋でのPOSは大きな力に

居酒屋などの小規模店でも効果を上げるPOS


小規模な店舗の場合、レジシステムは大規模なものはいらないと考えられます。たしかに大きなシステムを必要とはしません。コミュニケーションをとることができ、情報も交換することができるため、簡単なものでもいいと考えることはできます。しかし、POSシステムを使うということは、例えば居酒屋のような小規模の店舗においてもメリットが多く、端にレジの延長というわけではありません。もっと有効に活用することができる方法だからこそ、使っていこうと考えるところが多くなっています。レジとして考えた場合、一般的には注文は手書きで受けて、これを会計に回すということが基本です。小さな店舗ではそれで十分であるともいえますが、その反面で様々なロスが出ていることに気が付かなければいけません。例えば記入の間違いから始まり、会計のミスなどもあるはずです。このロスは、計上できるところがなく、直接損失につながってしまいます。スタッフが入れ替わったときなどには、さらに発生する確率が上がるでしょう。たしかに、POSを導入するということは、こうした損失よりも高くつくと考えてしまうものです。それが間違っているわけではなく、サーバーを置き、大がかりなシステムを入れるのであれば正しい判断といえます。ところが、現在の居酒屋用のPOSは、もっとコンパクトで投資額も減らすことが可能であり、手軽に導入することができるようになっています。入力も単純化することができ、負担も減らしつつ、ミスもなくしていくことができることが大きなメリットになっています。損失をなくすことによって生まれる利益もありますし、操作が単純なことでスタッフにかかる負担も軽減することができることを考えると、その分だけ利益を生み出せるという考え方もあります。


POSでリアルタイムな情報をつかむ


リアルタイムに情報を知ることができるというのも大きなポイントです。POSを導入することによって、情報はサーバーに集められます。現在ではクラウドシステムを有効に活用して、大きなサーバーなどは持たずにクラウドのサーバーを利用するのが主流です。どこにいても情報を知ることができるようになっていれば、リアルタイムに現状をつかむことができるといえるでしょう。つまり、店舗とは離れている場所であっても、今現在の注文数や顧客数といったことも知ることができるということです。経営者として考えた場合、常に店舗にいるとは限りません。多店舗経営をしているときには、すべての店舗を一度に見ることはできません。そんな時でも、POSであればリアルタイムでの把握ができることを考えると、経営者にとって大きなメリットと言えます。売上管理などをスタッフに任せている場合にも、すべて一括で管理することができるようになるため、余計な仕事をさせずにすみます。その分だけ負担が軽くなりますし、実際のスタッフの負担や人数の削減にもつながることは、大きな意味があります。経営者として、自分で集計するということも大きな負担です。紙をベースとして集計するということは、自分もミスを発生させることが出てきます。時間も閉店後や翌日、週末や月末におこなうことを考えると、負担は決して軽くありません。自分の時間を取るということは、それだけ経営に専念することもできるようになるのですから、POSを導入することで得られるメリットは大きいといえるでしょう。


POSの力で分析する


実際にPOSを導入することで、レジ締めに関する作業から解放されるということは重要です。レジ締めの作業は、経営者にとって大事な作業ですが、毎晩遅い時間になってからレジを締めるというのは、非常に苦痛です。この時間を大幅に短縮することができるのが、POSの良さといってもいいでしょう。例えば売上げの集計をする場合でも、POSなら自動で集計されています。これを確認するだけで済むことになるため、余計な時間を割くことがなく労力やコストの削減つなげることが可能です。自動で集計されるのですから、ミスも起きることがありません。小さなものと考えがちですが、手動によるこうしたミスは、年間で見れば大きなものになる場合もあります。人件費として考えれば、居酒屋でも大きなメリットにつながります。売上げに関連して、部門分析も簡単です。一体何が売れているのか、曜日などの情報から分析していくことができれば、効果的な運用が可能となるでしょう。これまでは、勘に頼っていた部分を正確なデータに基づいて分析することができるのですから、非効率なことを排除できます。それらのデータを基にすればメニューなどのカスタマイズも簡単ですし、裏付けのある売り上げ対策を構築することができます。居酒屋という環境で考えても、単なる売り上げを管理するだけでなく、的確に現状を把握し、管理しながら分析できるので経営者にとっては便利なツールです。POSを活用することは、レジ機能よりもデータの集計と分析にあるのですから、アナログから脱却し、有効に使っていくことが、売り上げ増加を目指すきっかけにもなるでしょう。

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